SMクラブデビューを果たしてからしばらくは月1くらいのペースで行くようになってしまいました。特定の女王様を指名するわけではなくいつもフリーで。
ある日ついていただいた女王様はとても怖い女王様でした。手加減なしの鞭打ち、そして強制剃毛。共に初めての経験でした。
その日は待機している女王様が多かったようで一人一人直接お顔を見せていただいて指名させていただくことができました。たしか6人くらいだったと思います。Mプレイということは事前に伝えていますので彼女達には自分がマゾだということはばれています。服をきたままではありましたがなんとなく露出プレイのような気がして顔見せの時点で勃起してしまいました。

6人のうち最後にお顔を見せていただいた女王様を指名しました。美人でしたし私を見下ろす目にぞくぞくしてしまったからです。確かお名前は麻紀様だったと思います。

私は先にプレイルームに入りシャワーを浴びました。その間に麻紀様もやってきました。そしていきなりシャワールームのドアを開けると振り返った私の目をまっすぐに見ました。
「着替えるから呼ぶまで出てこないで」
とだけ言ってまたドアを閉めました。返事をする暇もありませんでした。体の隅々まできれいにして歯磨きをして少しの間そのまま待っていました。
しばらくたってお許しをいただきシャワールームを出て麻紀様の足元に土下座した時にはなぜか恐怖心に取り付かれていました。にこりとも笑わずにまっすぐ見つめてくる目が冷たかったからです。
額を床に擦り付けて「ご調教宜しくお願いします」とご挨拶をしてプレイが始まりました。

まずは身体検査。麻紀様に体の隅から隅まで見ていただきました。麻紀様にお尻を向けて床にひざをつき顔も床に付けて自分の両手でお尻を開いて上に突き出すポーズをさせられました。すると麻紀様は指先でアナルをくすぐってくれました。
「毛がじゃまだからあとで剃ってあげる。いいでしょ」と言われ私は「お願いします麻紀様」と答えました。これが後で大変なことになってしまいます。そのままの姿勢でしばらく全身を触っていただき私は身体をくねらせて悶えまくりました。


次に立たされて赤い綿ロープでの緊縛を受けました。手馴れた様子で私の全身を亀甲しばりにしていく麻紀様の肌が時々私の肌に触れるのがうれしかった。とてもきつく縛られてしまい私はうっとりとしてしまいました。そのまま壁に手を着いて足を開きお尻を突き出させられます。
そして蝋燭責め。まだあまりなれていなかった私はうーうーとうなりながら体をくねらせました。でも拒否する気は毛頭なくて必死に耐えているうちに、不思議なことに気持ちよくなってしまいました。気持ちよさのあまり声をあげて悶えていると後ろで麻紀様が笑っていました。「感じてるのー」と。蝋燭で感じてしまっている自分が恥ずかしくて小さな声で「はい、気持ちいいです」と答えました。「じゃーやめた」と言って蝋燭を吹き消す真紀様。「あーやめないでー」とお願いしましたが「だーめ」と笑う麻紀様。

「次は鞭をあげる。何発欲しいの?」とバラ鞭を取り出す麻紀様。私は壁に手をついたままで「10発下さい」と答えました。「じゃー20発ね。自分で数えなさい」と思い切り鞭を振り下ろしました。「うー」初めての鞭打ちは思いのほか痛いものでした。「いーち」膝を床について必死に数を数えました。「ほら立ちなさい」と命令する麻紀様。足をがくがくさせながら立ち上がってお尻を突き出すとバシッ。「にー」崩れそうになりながらもなんとか耐えました。そしてまたバシッ。本当に痛くて痛くてたまりませんでした。またバシッ。そうやって10発を越えた頃、なんだか感じが変わってきました。打たれる度に体中がしびれるような気がして痛いんだけど嬉しいと思う自分がいたのです。15発目頃には確かに快感を感じるようになっていました。ペニスもびんびんです。打たれる度に「もっと欲しい」とか「麻紀様ありがとうございます」と心から思うようになっていました。しかし、最後の20発目で麻紀様の意地悪さを思い知りました。少し角度をずらして打ち下ろされた鞭は右側のわき腹にまき付くように当たったのです。私はあまりの痛さに「ぎゃー」と叫び声をあげて仰け反りました。「あははははは」と麻紀様の笑い声が響きました。

(続きはまた)